春の訪れ

山風木の庭に生えたクロッカス。
春の訪れを告げる花なんだとか。
最近は寒さがだいぶやわらぎ、少しづつではありますが過ごしやすい
気候が続いています。
この花を見ると、いつも学生時代の剣道場を思い出します。
あたりの庭一面に紫のクロッカスが咲いていて、稽古をしながらも
チラチラと視界のすみっこにいつも見えてました。
稽古が終わっても道場に一人残り、なぜか置かれてあるサンスイの
オーディオで(今でもあるんでしょうか?)、持ってきたレコードを大音量で
鳴らしつつ、音楽にあわせて木刀の素振りなんかもしてました。

クロッカスの花言葉は、「青春の喜び」 とのこと。
私は剣道一色の青春でしたが、この花を見ると
父のレコードを持ち出し、大きな音で聴きつつ木刀を振りかざす
自分の姿が思い起こされます。(St.Thomasという曲が好きでした)
お部屋から見えたら、ご自身の青春を思い返してみるのも
良いかもしれませんね。
サービス 眞鍋
共存

今日で12年。
当時の私は沖縄県にいたので、テレビの中でしかその現状を知りません。
ですが、家族・友人・知人と最初は連絡が付いたのですが、その後は音信不通。
今でも心配だったあの日を鮮明に覚えています。
海はあらゆる、側面を持っています。
穏やかな夕日、荒れ狂う高波、そして沢山の私たちの食を彩る魚介類。
危険もありますが、それ以上に私たちに与えてくれる恩恵は大きいものです。
3.11は忘れない日でもあり、再度防災への関心を高める日だと思ってます。
それに加え、今海は大変異常な現象が多く見られます。
でも、全て私たち人間のせい。
このままだと、また違った形で海が敵になるかもしれません。
一人の行動は、小さいものですが多くの人が更に海に関心を持って行動すれば
きっと良い海との共存が出来るはず。
そうやって、海との関係を考える日に今日はしたいなと思います。
マネージャー 佐々木
蔵王農業の裏側

随分と荒れた畑。
山から下りてきたイノシシに荒らされ、諦め放棄された畑。
蔵王に限らず、日本にはこういった畑がどんどん増えているんです。
使っていないとは言え、近くでは梅の栽培、水田、野菜の畑とまだまだ頑張っている農家さんたちが。
今季一番で私が見た中での荒らされよう・・・。
豚熱で少なくなっているんじゃないの?って思いながら、先日も2頭程捕獲。
でも、蔵王町のいたるところで木の伐採が行われ、更に森が少なくなってきているんです。
住み家を無くした動物たちが溢れて、人里に来るのは当たり前のような・・・。
難しい問題、「でも日本はイノシシの国じゃないから」と自分に言い聞かせます。
関係無いかもですが、蔵王町のジオパーク構想、これもちょいと疑問になっちゃうお話。
マネージャー 佐々木
海と陸と
癒しの効果
大浴場にある、土団子サウナ。
夕食後には女性風呂になるので、中々利用する機会が。
でも、ようやく入室して堪能する日がきました。
じんわりと来る熱気。
15分も入っていれば、身体の芯までぽかぽかに。
ちなみにこの日は、私の人生の中でも一二を争う
衝撃的な出来事があった日。
色んな考えが頭の中を駆け巡り、心ここにあらずな状態。
でもサウナで汗を流して、ゆっくりお風呂に浸かると不思議と整理がつきました。
温泉の効果か?サウナで汗と一緒に流れたのか?
旅館は、心と身体を休める場所。
もうすぐ、今年も終わりに差し掛かります。
一年の疲れを癒しに、今年最後の月の12月。
ご来館下さい。
マネージャー 佐々木